城・寺・神社

明智光秀が築いたといわれる福知山城はその景観の美しさから「日本の歴史公園100選」や「京都府景観資産」にも登録されています。
天守閣内には歴代城主の遺品などを展示した郷土資料館、城の麓には佐藤太清記念美術館・丹波生活衣館もあります。
初代福知山城主「明智光秀」の家紋である「ききょう」は市の花にもなっています。

毎年お盆の時期には、福知山ドッコイセまつりが開催され、中心市街地は踊り一色になります。
「福知山踊り」は、築城にあたり、領民たちが石材や木材を城に運ぶときに「ドッコイセ」「ドッコイセ」と手を振り、足振り面白く唄い出したのが始まりであると伝えられています。
天守閣 開館:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休業:火曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/28~12/31、1/4~1/6)
悠久の歴史を感じる深い森に囲まれた黒木の鳥居や茅葺・神明造の本殿。元伊勢内宮皇大神社は、全国的にも珍しい黒木の鳥居を持ち、三重県の伊勢神宮より54年も前にまつられたと言われている由緒ある神社です。
元伊勢天岩戸神社は、神々が天下った地と言われるのにふさわしい幽境の岩戸渓谷にあります。
本殿と、神々が座したという御座石が鎮座しており、最近はパワースポットとして全国各地から参拝に来られる方が増えています。
岸壁にある本殿には鎖をつたって登ります。
年始やGWの午前9時から午後4時まで社務所開所(変更になる場合があります)
臨済宗南禅寺派の寺。
境内には四季折々の景色と枯山水の庭があり、特に秋の紅葉は見事で「丹波のもみじ寺」として広く知られています。
背後の姫髪山は「丹波大文字」で有名です。
聖徳太子の実弟・麻呂子親王の勅命による創建と伝えられ、豊かな自然と枯山水の庭で信仰と遊園の地として親しまれています。
9:00~17:00
市の北方、大呂の山峡にあり、豊かな自然に恵まれています。南北朝時代の創建で室町4代将軍足利義持の祈願所となりました。境内には江戸時代建立の諸堂が並び、明智光秀、秀満の書状や多くの寺宝も貴重な文化財として注目されています。豊かな自然の中に佇む静寂に包まれた紅葉の名所です。
夏季:8:00~17:00、冬季:9:00~16:00
威光寺には、明智光秀の丹波平定の内容が記された威光寺文書が寺に残っています。
威光寺文書の内容の中に、光秀の軍師が当寺の石垣を接収に来た様子や、明智光秀が当地を平定した様子が文書にかかれています。
福知山築城の際、光秀に反する近隣の寺院が破壊され、墓石を運び取られた。当寺も取り壊される最中、住持と軍師が互いに美濃の出身であることが分かり、作業は中止し寺は安堵されました。
720年に創建されたと伝わる觀音寺は、梅雨時、約100種1万株のあじさいが境内を埋め尽くします。
「関西花の寺第一番霊場」でもあり、「(丹波)あじさい寺」として有名です。
6月初旬~7月下旬には野点や詩画展などが催されます(この時期のみ要拝観料)。
6月第4日曜日にはあじさいまつりも開かれます。
約1300年の歴史を持つ、せせらぎの流れる境内は新緑や紅葉もみごとです。
事前連絡により法話も聴けます。2月11日には觀音寺大護摩大祭も。
9:00~17:00
社伝では、奈良時代の創建と伝えられています。
境内には鎌倉時代の石灯籠が残され、歴史のある神社として知られています。
江戸時代には、福知山藩の鎮守として栄えた神社です。
境内自由
戦国時代には、地元の土豪大槻氏の館(山城)があり、境内には土塁と空堀が残されています。
4月下旬〜5月上旬には、境内に赤や白のぼたんが大きな花を咲かせて、訪れる人を楽しませています。
「ぼたん寺」の愛称で親しまれています。