臨済宗妙心寺派の禅宗寺院。貞治4年(1365年)、高僧愚中周乃を招き開山されました。市の北方、大呂の山峡にあり、豊かな自然に恵まれています。
南北朝時代の創建で室町4代将足利義持の祈願所となりました。足利義持ら将軍家からも信奉され、室町時代の禅宗文化を伝える名刹です。
境内には禅宗仏殿の伝統を伝える江戸時代建立の薬師堂などの諸堂が並び、明智光秀、秀満の書状や国の重要文化財に指定された絵画工芸品など多くの寺宝も貴重な文化財の宝庫として注目されています。
豊かな自然に囲まれ、四季それぞれの風情が楽しめます。自然の中に佇む静寂に包まれた紅葉の名所です。